【徹底解説】ミラトレの訓練内容・1日のスケジュールは?パーソルグループだからできる「就職支援」の仕組み

いろんな仕事

就職率98%の秘密と利用者のリアルな声
「就労移行支援を使いたいけど、どこを選べばいいかわからない」「ミラトレって実際どうなの?」

就労移行支援事業所は全国に3,000以上あり、その質には大きな差があります。

就労移行支援事業所を探す際、口コミや評判も気になりますが、最も重要なのは「毎日通うその場所で、具体的に何をするのか「どんなことを学べるか」と「卒業後にどんな就職先があるのか気になりますよね。

「通い始めたけれど、自習ばかりで力がついている気がしない」 「就職先を紹介してもらえるのか不安」

こうした悩みを解決するためには、事業所ごとの「訓練の方針」と「企業のコネクション」を深く理解する必要があります。

せっかく通うなら、しっかり就職できて、長く働き続けられる事業所を選びたい。

この記事では、ミラトレが実施している具体的な訓練内容や1日のタイムスケジュール、そして大手人材会社グループならではの豊富な就職先データについて、徹底解説していきます。

目次

1:ミラトレとは?1分でわかる基本情報

職場の雰囲気

まずはミラトレの基本情報を簡潔にまとめました。

ミラトレは、総合人材サービス大手「パーソルグループ」の特例子会社であるパーソルダイバース株式会社が運営する就労移行支援事業所。

「ミラトレ」という名前は「未来」と「トレーニング」を掛け合わせた造語。

「はたらく未来をあきらめない」をコンセプトに、就職だけでなく「働き続けること」を見据えた支援を行っています。

運営会社の強み

パーソルダイバースは自社で2,600名以上の障害者を雇用している特例子会社。

単なる「就職支援のプロ」ではなく「障害者雇用のプロ」として、企業が求めるスキルや配慮事項を熟知しています。

対象者となるのは:18歳以上65歳未満で、一般企業への就職を目指す障害・難病のある方

具体的には精神障害、発達障害、身体障害、知的障害、難病の方が、対象です。

※現在働いていている方は、利用できません。

拠点:首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)、関西(大阪・兵庫)、愛知

利用料金:約9割の方が自己負担0円で利用

利用料金は前年度の世帯収入によって決まりますが、約9割の方が自己負担0円で利用しています。

区分      世帯収入    月額上限
生活保護    生活保護受給世帯        0円
低所得     市町村民税非課税世帯      0円
一般1     年収約300万円未満      9,300円
一般2     年収約300万円以上      37,200円

※交通費・昼食費は自己負担。自治体によっては助成制度があります。(例:千葉県松戸市、大阪府大阪市など)。

2:ミラトレの核心「疑似就労(仮想オフィス)」とは?

オフィス

ミラトレの最大の特徴であり、他の就労移行支援事業所と決定的に異なる点が「疑似就労」というスキルアップを目的とした学びの場。


多くの事業所が「スクール形式(授業を受けて資格を取る)」であるのに対し、ミラトレは「オフィス形式(会社に出勤して仕事をする)」を採用しています。

事業所全体が「一つの会社」として機能

ミラトレの事業所に一歩入ると、そこは学校のような教室ではなく、一般的な企業のオフィスと同じレイアウトになっています。

利用者のみなさんは「訓練生」ではなく「社員」という立場で、それぞれ好きな「部署」に所属して働く感覚を味わえます。

配属される部署の例

利用者の適性や希望、習得したいスキルに合わせて、以下のような部署に配属されます。

総務部

業務内容: 備品管理、来客対応、電話応対、郵便物の仕分け、清掃管理

身につく力: (正確性)、(ビジネスマナー)、(臨機応変な対応力)。

経理・管理部

業務内容: データ入力、交通費集計(模擬)、伝票整理、数値チェックなど

身につく力: (PCスキル(Excel))、(集中力)、(細部への注意力)。

広報・企画部

業務内容事業所内の掲示物作成、社内報の制作、イベント企画、ブログ更新など。

身につく力: (企画力)、(PCスキル(Word/PowerPoint))、(チームでの合意形成)。

3:ミラトレを利用しているのはどんな人?

職場の雰囲気

年齢層と男女比

男性利用者:20代〜30代がボリュームゾーン。20代が約32%、30代が約35%を占めています。

若年層からキャリア初期の層が、再就職やスキル定着を目指して利用している傾向があります。

女性利用者:40代の割合が最も高く約33%、次いで20代が約21%。

子育て後の再就職や、長期的なキャリアの見直しを図る層の利用が多いようです。

全体としては10代から60代まで幅広い年齢層が利用していますが、就職意欲の高い現役世代が中心です。

障害種別の内訳

• 精神障害:約75%(全体の4分の3)
• 発達障害:精神障害のうち約4分の1が発達障害との重複、または主たる要因
• その他:知的障害、身体障害、難病の方も

ミラトレは精神障害・発達障害への対応ノウハウが極めて厚いことがわかりますね。

また、後半で「メンタルケア」や「対人コミュニケーション」のプログラムが充実していることをご紹介します。

4: 【完全公開】ミラトレの1日のスケジュールとタイムライン

ルーティン

「通所したらどんな一日を過ごすのか?」 具体的なイメージ、標準的な平日のタイムスケジュールを紹介します。

ルーティン

5:なぜ「規則正しいスケジュール」が重要なのか?

生活習慣

発達障害の方の中には、過集中で休むのを忘れたり、逆に切り替えが苦手だったりする方がいると思います。

ミラトレではチャイム等で時間を区切り、「ONとOFFの切り替え」を身体で覚えることを重視して通所者をサポート。

また、毎日決まった時間に家を出て、電車に乗り、人と関わるという「通勤訓練」自体が、就職後の安定就労に向けた基礎体力作りになります。

支援員からの「フィードバック」の質

ただ業務をこなすだけではありません。日報提出時や業務の区切りに、支援員からビジネス視点でのフィードバックが行われます。

  • 「作業は早いですが、ミスが2箇所ありました。次はスピードを落としてダブルチェックを入れましょう」
  • 「報告のタイミングが適切でしたね。その調子で続けましょう」

このように、「できたこと」は承認され、「課題」は具体的な改善策と共に伝えられるため、着実にビジネススキルが向上します。

6:スキルだけではない「自己理解」と「メンタルケア」の授業

カウンセリング

事務処理能力が高くても、メンタルが不安定だったり、自分の特性を理解していなかったりすると、早期離職につながります。

認知行動療法を取り入れたストレスケア

物事をネガティブに捉えてしまいがちな「認知の歪み(考え方の癖)」を修正するプログラム。

  • リフレーミング: 「失敗した」→「学ぶ機会を得た」と言い換える練習。
  • 不安の数値化: 不安を0〜100で点数化し、客観視するトレーニング。
  • ストレスコーピング: 自分に合ったストレス解消法(深呼吸、ストレッチ、相談など)のリスト化。

③ SST(ソーシャルスキルトレーニング)

職場での対人関係を円滑にするためのロールプレイングを行います。

  • 「上司に話しかけるタイミングの見極め方
  • 「断り方・依頼の仕方」
  • 「雑談への入り方・切り上げ方」

これらを座学で学ぶだけでなく、実際の「疑似就労」の中で実践し、定着させることができるのがミラトレの強みです。

ミラトレでは、PCスキルなどのハードスキル以上に、「自己理解」や「ストレス対処」といったソフトスキルの習得に力を入れています。

\ はたらく未来をあきらめない/

7:ミラトレの良い評判

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利用者から高く評価されているポイントを、口コミとともに紹介します。

就職率98%・定着率97%の圧倒的実績
ミラトレ最大の強みは、業界トップクラスの実績です。※2023年度実績

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98%という数字がいかに突出しているかがわかります。

この高い実績は、dodaチャレンジとの連携による豊富な求人と、特例子会社ノウハウによる精度の高いマッチングが要因です。

8:dodaチャレンジ連携で求人が豊富

会社員

ミラトレはパーソルグループの障害者専門転職エージェント「dodaチャレンジ」と連携しています。

dodaチャレンジとは、パーソルダイバースが運営する、障害のある方向けの無料転職・就職支援サービスです。

身体・精神・発達・知的障害など、障害の種類や状況に合わせて、専任のキャリアアドバイザーが求人紹介から入社後の定着までをサポートし、障害者雇用枠での安定した就職・転職を支援しています。 

豊富な求人ネットワークから、一人ひとりに合った企業を紹介してもらえます。

主な就職先職種:事務、軽作業、サービス、技術、販売、接客など。生命保険書類の電子化、アパレル事務、社内配送、PC設定といった具体的な実績。

  • 非公開求人へのアクセス: 一般のハローワークには出ていない、大手企業優良企業の非公開求人を紹介してもらえる可能性があります。
  • 企業情報の質: 求人票に書かれてない「職場の雰囲気」「過去の障害者雇用実績」「定着率」などの内部情報を事前に知ることができます。

 専門資格を持つスタッフの手厚いサポート

産業カウンセラーなどの専門資格を持つスタッフが多く在籍。

就職後のトラブル時も企業と利用者の間に入ってサポートしてくれます。

「対応が丁寧で、就職後のトラブル時も会社とかけ合ってくれた」(利用者の声)

「緊張しやすい性格だったが、メンタル講座で『緊張をワクワクに変える』考え方を学び、電話対応ができるようになった」(利用者の声)

 企業視点の「模擬面接」と「書類添削」

支援員は福祉の専門家であると同時に、企業が採用活動でどこを見ているかを熟知しています。

  • 履歴書・職務経歴書の添削: 人事担当者が会いたくなる書類の書き方を指導。
  • 徹底的な模擬面接: 想定問答だけでなく、入室から退室までのマナー、話し方のトーン、目線まで細かくチェックします。
  • 障害特性の説明: 「できないこと」を正直に伝え、「どう工夫すればできるか」をポジティブに伝えるプレゼンテーション能力を磨きます。

豊富な「企業実習(インターンシップ)」

いきなり入社するのではなく、数日間〜数週間、実際の企業で働いてみる「実習」の機会が
豊富に用意されています。

  • ミスマッチの防止: 「思っていた仕事と違う」「雰囲気が合わない」を入社前に気づくことができます。
  • アピールの場: 面接では緊張して話せなくても、実習での真面目な働きぶりが評価され、内定に繋がるケースも多々あります。

9:卒業生の就職データ解説:職種・業種・定着率

仕事をしている女性

では、実際にミラトレを卒業した方々は、どのような企業へ就職しているのでしょうか。

主な就職先の職種 

ミラトレの訓練内容がオフィスワーク中心であるため、就職先も事務職が圧倒的に多いのが特徴です。

  • 事務・管理系(約70%): 一般事務、人事・総務アシスタント、データ入力、経理補助、ロジスティクス管理など。
  • 技術・IT系: エンジニア補助、キッティング、Web更新など。
  • サービス・その他: 軽作業、清掃、販売バックヤードなど。

「身体を使う仕事よりも、PCを使ったデスクワークで長く働きたい」と考える方にとって、「ミラトレ」の出口戦略は非常に相性が良いと言えます。

雇用形態と企業規模 

  • 特例子会社: 障害への配慮が手厚く、安定して働ける環境。
  • 大手企業の障害者枠: パーソルグループの顧客基盤を活かした大手への就職実績も多数。
  • 中小企業の障害者枠: アットホームな環境や、特定の業務に特化した働き方を希望する場合。

10:就職までの6ステップ

ステップ

\【就職】【就職後】もサポート /

まとめ

  1. ミラトレは就職率98%・定着率97%という業界トップクラスの実績
  2. 「疑似就労」で実際の職場に近い環境で訓練でき、失敗を恐れず学べる
  3. 利用者の約75%が精神障害・発達障害の方で、特性理解に基づいた支援が充実
  4. 事務職を目指す方、実践的な訓練を受けたい方におすすめ
  5. 専任のキャリアアドバイザーが求人紹介から入社後の定着までをサポート

就労移行支援選びで大切なのは、「自分に合うかどうか」を実際に確かめることで、豊かな未来が描けるのではないでしょうか。

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